武蔵小杉駅周辺は市域の中央部に位置し、川崎市の広域拠点にも位置付けられています。
2011(平成23)年6月にJR横須賀線武蔵小杉新駅が開業され、都市型居住、研究開発、そして商業と精力的にまちづくりが進められています。
本施設は、増大する人口に見合った防災能力の向上とともに都市にはかかせないホテル建設の要請から、 川崎市が中原消防署の立替えを契機として全国発のホテルと消防署の複合施設を計画、当公社が川崎市から建設依頼を受けて、ホテル事業者と設計事業者の公募の実施及び建設を行い、2008(平成20)年3月 に完成させました。
この施設は、大規模災害発生時に被災者用仮設住宅建設が困難な既成市街地の新たな方策として、全国で初めてのケースとなる災害発生時の相互協定を行政との間で締結し、ホテルが高齢者や障害者などの災害弱者の避難場所となる川崎市の防災拠点として寄与しています。